
カメラ付きの開発ボードでOpenMV以外で安価で高速なものがあるとのことでMAix BiTを購入しました。

ボード本体とLCD,カメラがついて3000円程度で、OpenMVより高速とのことで買ってみました。LCDとカメラはフラットケーブルで本体のコネクタと接続します。接続も簡単なので使うときだけ接続するような使い方も可能です。

CPUはRISC-V Dual Core 64bit, 400Mh と言われるもので詳細なスペックは以下のリンクにあります。


カメラとLCDを接続すると上のようになります。これにUSBケーブルでPCと接続すればプロトタイピングが可能になります。
今回は以下のリンクになぞって動作確認をしました。インストールするPCはWindows10になります。

CH340チップのドライバのインストール
シリアル通信用にCH340を使っているのでそれ用のドライバをインストールします。
http://www.wch.cn/products/CH340.html
http://www.wch.cn/downloads/CH341SER_EXE.html
上のサイトからダウンロードボタン(矢印)をクリックしてインストーラをダウンロードします。

ダウンロードしたインストーラを実行します。

デバイスマネージャーで確認するときちんとインストールされていることがわかります。

自分の環境ではCOM8として認識されています。
次にKFlashをダウンロードしてインストールします。以下のリンクからダウンロードします。
この書き込みツールを使ったファームウエアを最新のものにアップデートしておきます。ファームウエアのダウンロードは以下のリンクからです。
https://github.com/sipeed/MaixPy/releases
次に MaixPy IDE という開発環境(IDE)をインストールします。
http://dl.sipeed.com/MAIX/MaixPy/ide/
からダウンロードしてPCにインストールします。

インストール時点ではver.0.2.3が最新であったのでこれをインストールしました。
インストール完了後IDEが起動し、helloworld_1.pyがエディタに読み込まれているのがわかります。IDEの外観はOPenMVのIDEとほぼ同じです。

PCとMaix BitをUSBケーブルで接続した状態で上の矢印の部分をクリックして接続します。
次に、実行ボタンをクリックするとサンプルプログラムを実行することができます。

安価なカメラ付き開発ボードMaix Bitの動作確認ができました。OpenMVと同じIDEで開発することができ価格もリーズナブルなので当面はMAix BiTを使って画像処理関連の開発をしたいとおもいます。

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